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紅葉が見たくて仲間と再び信州へ

11月24日



今年も紅葉の時期を迎えた。
毎年紅葉を見る為バイクで遠出している。
この時期になると何となくそわそわしてくる、いわゆる“紅葉病”が発生してくるのだ。
こんな病気みたいな症状から、仲間に宿泊紅葉ツーリング企画を持ちかけたらOKの返事が・・・
今回も平日の落ち着いた岐阜・長野道を2台で快走することとなった。
目指すは信州へ・・


10月24日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

始まりは降りそうな空模様から・・・

暖かくいかにも雨が降りそうな曇り空模様だった。
現在道路はドライ。
いつ雨が降っても対応できる服装で6時出発。

自宅から、湾岸道路R357経由で首都高速8号線へ。
R357は相変わらず車が多い。そして東京へ向う通勤のバイクも。
渋滞中の車の間を通り抜けながらも中型バイクに後ろを煽られ道を譲る。彼らは毎日この道を通っている。さすがにすり抜けが上手い。と感心しながらも直線で抜き返してやった。
こんな冗談走行をやっていては危険だ。これからの道中安全運転で運行しなくては・・・

中央高速道へ程なく進入。
約束の石川パーキング8時には十分間に合うそうだ。
国立あたらから心配していた雨が落ちてきた。あたりはどんよりとして視界が悪くこれから先が心配となる。
早くも7時30分には着いてしまった。
バイクパーキングには平日にもかかわらずツーリングの団体さんが駐車していた。その脇に止めさせてもらい、平岡氏(BMW 850cc)の到着を待つことにした。
まもなく平岡氏が到着。

          
                          中央道石川Pで

石川Pで軽く朝食を食べながら、今日のコースを確認。

8時過ぎに出発。
中央高速は相変わらず霧雨が降っている。
しかし、山梨側に入ると曇りながらも日差しが差し込むようになった。道もドライになってきた。中央高速は須玉で降り、R141を南牧村まで。県道480号線を左折。松原湖経由で麦草峠を目指した。
ここまで上がると紅葉が映えてくる。以前この道を通り、この先にあるレストランおふくろまで天体撮影で何度も来た事がある懐かしい道だ。また程よいワィディングロードが続く。紅葉の中ワィディングロードをバイクで快走するのは非常に通快であった。
R299(メルヘン街道)に入ってからは、Rがきつくなり道も悪くまた細くなる。
標高が高くなるにつれ唐松の紅葉から空枝と変わっていった。標高2000m付近、既にこの辺の紅葉は終わっていた。程なく麦草峠へ。

          
                   麦草峠に何故か自衛隊の装甲車が・・・

麦草峠はツーリングマップルお勧めのコース。キツイRが続く。しかし標高2000mオーバーではさすがに寒い。昇る途中追い越したBMWが猛スピードで通り過ぎていった。こう寒いと長居は無用。写真を撮ってから直ぐに下山。暫く下るとあのBMWに追いついた。道を譲ってくれたので丁寧に礼をしたつもり?で追い越しをかけた。

丁度昼時にさしかかった。諏訪の手前、最初に現れたファミレスで食事をと打ち合わせをしておいたら、すきやが右にみえた。迷うことなくすきやIN。
下界に降りてきたら思いのほか暖かかった。食後、暑い防寒着から軽装に変え、諏訪市内を通り過ぎ、岡谷ICから塩尻ICまで高速を使い、R19号木曽路を南に急いだ。
結構走ったので“奈良井木曽の大橋”道の駅で一休み。しかし時計の針は14:05を指していた。この分では17時までには白川郷には着かないと思い早々に出発。

木曽町からツーリングマップルお勧めのR361へ。開田高原までは道幅が広く道も良い。リッターバイクには程よいRが続く素晴らしいワィディングだ。開田高原を過ぎると、道幅が狭くなり、路面も適当に荒れてきて注意が必要。紅葉は適当に素晴らしく目を楽しませてくれた。
高根乗鞍湖から野麦峠を往復しようと思ったが、工事中で時間帯による通行止めの為断念。

    
                 高根乗鞍湖から野麦峠に折れた交差点で撮影

左に神秘的な色を漂わせているダム湖、右に紅葉と申し分ないロケーションでツーリング気分は最高! しかし時間が無いので先を急ぐことにした。
R360の天生峠を明るいうちに超えられるかどうかがポイント。というのもここの紅葉が最大の見せ場だったからだ。

高山市内に到着したのは16時を回っていた。
前回来た時R360(越中西街道)の情景が忘れられず、相談の結果R41からR360へ向うことにした。ナビでは白川郷到着予定時間は6時を回っていた。
ここで、今日の宿、前回宿泊した“孫右エ門”に電話を入れ、遅れる旨の連絡を入れた。
ナビからするとこの峠はを超える頃は真っ暗で、キツイ山道の心配をしなければならない状況だ。しかし、選択肢は行くしかないという結論。薄暗くなる空をよそに道を急いだ。
天生峠を超えるまでは何とか素晴らしかろう紅葉の景色を確認できたが、案の定天生峠付近からは辺りは真っ暗。自車のライトだけが頼り。スピードも極端に控え気味。とにかく安全運転に努めた。

白川郷へ到着

17時55分、白川郷を見下ろす萩町城跡に到着。既に真っ暗。白川郷の夜景を楽しんだ。

          
       コンパクカメラで夜景に挑戦!三脚にしっかり固定しないとブレてしまいますね。

孫右エ門には6時20分到着。既に夕食の準備が整っていた。

    
        質素な山菜料理が中心              右、夕食時知り合ったフランス人の方

夕食は前回とほぼ同じメニュー。中でも飛騨牛が柔らかく美味しかった。やはり自分の場合肉食!イイですよね(^^;

夕食後の20時。今回は町の温泉施設“白川の湯”に行くことにした。宿から割引券をもらい早速出かけてみた。入浴してみて、自分としては熱い温泉はどうにも我慢できない。しかし入ると肌がスベスベする。これは一浴の価値がある。しかし、修学旅行の高校生達がなだれ込んできてせっかくの温泉気分も台無し。彼らが引くのをじっと耐え忍んだ。しかし、自分達の若かりし頃もきっとそうだったんだろうと・・・

21時過ぎには宿に帰宅。平岡氏と明日の予定を話し合い、ナビに道順を入力していった。22時30分頃、平岡氏が睡魔に襲そわれダウン。続き自分もダウン。ふっくらした冬用布団は暖かであった。

※25日へと続きます。
●天候 
10月24日 曇り⇒雨⇒晴れ/曇り
所要時間
自宅出発10月24日6:00 孫右エ門到着18:20
走行距離
約490km